血液性愛者の血まみれエログロリョナ日記

生きる事の意味も、愛を求める心も知らず、ただ自分を痛めつける事に執着する女、珠姫草子…。虐待られたい。何のために？そうしなければ、私は私でいられないから…。赤い血が肌を伝う時だけ生きている事を実感できる彼女の選んだ行為は、自分の腹を切り裂いてその温かさを知る事だった…。

生きる事の意味も、愛を求める心も知らず、ただ自分を痛めつける事に執着する女、珠姫草子…。虐待られたい。何のために？そうしなければ、私は私でいられないから…。赤い血が肌を伝う時だけ生きている事を実感できる彼女の選んだ行為は、自分の腹を切り裂いてその温かさを知る事だった…。

祖先から伝わる葛篭の中にあった一振りの短刀。それと対面した時から、女には異変が起きた。その短刀にまつわる哀しい物語が鮮明に脳裏に甦ってくるのだ。女は短刀に同情し、心を奪われていく。そしてかつてその短刀を持った数々の人たちと同様に我を忘れて自らの白い下腹部に切っ先をゆっくりと近づけていく。死にとりつかれたような女の表情は、見るものをぞっとさせる迫力があります。